■カラーリング・マーキングデータ
パーツ洗浄>乾燥後、サフェイサーで下地処理後、塗装工程へ。
トリコロールカラー、「ホワイト、レッド」には発色を良くするためホワイトを丁寧に吹き付けます。
ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラーの「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて使います。


グリーン・・・EXホワイト+ミッドナイトブルー
レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
イエロー・・・黄燈色+蛍光オレンジ+EXホワイト
ダークブルー・・・・ネービーブルー+ミッドナイトブルー
フレームグレー・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
アームグレー・・・軍艦色1+Exホワイト

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら調色しています。
(ラッカー系はすべてエアブラシ塗装)

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調を調整して使い分けてあります。

・グレー@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレーA・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック+ホワイト
・ブラウン・・・・・・・ハルレッド+ホワイト
拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

■マーキング
各種ガンダムデカール(MG ガンダムVer.Ka、・HGUCユニコーンガンダム用)、WAVE Xデカールホワイト、キット付属マーキングを使用。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート仕上げ。



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■「モンシャ、後ろだ・・・!!」
常にチームワーク重視で戦う姿が印象的だったアルビオンMS隊。
この鉄壁のフォーメーションこそ「不死身の第四小隊」の真骨頂といえるでしょう。
普段は協調性もなく、数々のトラブルを起こしてはいましたが・・・。
このリアビューから普段は見えない足裏など底面が確認できると思います。

■「落ち着け!我々の目的は退避するバーミンガムの援護だ!!」
ミノフスキー干渉波の逆探知に掛かった敵艦がバーミンガムに接近中の報を受け、救援に向うバニング小隊。
策謀に満ちた宙域にゲルググ・マリーナタイプとの激しい戦いの火蓋があがる・・・。
アクションベース対応キットですのでこういった飛行シーンでディスプレイできるのが何気に嬉しいポイントです。

■「ウラキ!鈍いキャノンを放っておいていいのか?」
コウ・ウラキとチャック・キースとの模擬戦にて、相手がルーキーながら新型ガンダムタイプを含む2対1という状況下でも優位に立つバニング機。
しかしながら、彼の肉体的年齢はMSパイロットとしての限界に近づいており、ついにはウラキの駆るGP-01フルバー二アンに不覚を取ってしまう。
自らの肉体的不調を気にしつつも、手塩に掛けた若いパイロット達の著しい成長を素直に喜ばしく感じるバニング。
「ウラキ、やりよったな。帰ったらビールを奢ってやる。」

不死身の第四小隊
一年戦争において屈指の激戦であった「ソロモン攻略戦」「ア・バオア・クー攻略戦」に参戦。
一人の戦死者を出さずに終戦まで戦い抜いたことに由来する。

部隊正式名称は不明、彼らのモビルスーツジムタイプを使っていたとされる。
ソロモン戦において、アナベル・ガトー搭乗の試作ビームライフル装備ゲルググの恐るべき戦果を、
さらにバニング大尉がブルーディスティニー2号機と3号機の戦いを偶然目撃したという諸説も残っている。

■THE WINNER
前期OP「THE WINNER」においてガンダムタイプ、支援タイプのキャノン、そしてカスタムタイプのジム3機が並んで飛翔するシーンは熱いものがあります。
(0083まではガンダムタイプの母艦にジムを搭載するケースは意外と少なかったのです、しかもジムが指揮官機!)
戦場が宇宙に移った後半では、より戦闘シーンが激しくなりジムカスタムもデラーズ機をさらにガンガン撃墜していきます。
この活躍シーンがあるのでジムカスタムは他作品のジムタイプとは一線を画する存在だといえます。
■「これ、バニング大尉用ですから、ペダル少し硬いですよ。」
MSなのに何だか旧式のスカイラインGT-Rを彷彿させるメカニックのセリフ。
ジムカスタム(特にバニング用)は男のMSといったイメージを定着させてくれた何気ない名シーンのひとつだと思います。

■そういうときは身を隠すんだ!」
MG版のパッケージアートをイメージしたカット。
このころのMGにはパイロットフィギュアが付属されることが多く、ジムカスタムにはサウス・バニング大尉のフィギュアがセットされていました。
ガンダムキャラで上司にしたいキャラに上位ランクされるほど、厳しいなかに優しさを持った頼れる上官バニング大尉。
敵パイロットにきちんとお説教をしてから撃墜するその手練はさすがのベテラン振りでした(笑

■「旧式のゲルググなら楽なもんだ。」
基本カラーリングは宇宙での戦闘シーンをイメージした、やや濃い目のグリーンに振ってます。
(このジムカスタムは戦闘シーンによって微妙に色調が変化している感があります)
指定カラーより、こっちの色合いのほうが強そうでしょ?

■バストアップ2
各ユニット間の分割ライン、エッジワークと面出しに注目です。
頭部トサカのセンサーはメタルテープで再現。

■リアビュー2
シールド側から。
連邦系MSはここからのショットがよりカッコよく映えます。

■フロントビュー
ジム・ライフルとシールドを装備した立ちポーズ。
この基本的なポーズがいかに自然に決まるかが重要なポイントです。

■ハンドパーツ
ジム改から付属されるようになった豊富なハンドパーツセット。
特に握り拳は汎用性が高く、他キットでも十分流用可能な出来栄えです。
また左手で銃身を添えるようにできる専用パーツの存在は気が利いてます。

■各種武装〜ジム・ライフル、ビームサーベル、シールド
それぞれ ヒケ、合わせ目、パーティングラインを丁寧に処理。
ライフルセンサーにメタルテープを貼り付け質感の違いを再現。
サーベル先端をシャープに研ぎ出し、蛍光ピンク+クリアーを薄くコート。
シールド表面には「アルビオン所属」を示すABロゴをあしらってみました。
(正しくはALのようです、雰囲気重視なのとコート後でしたのでこれはこれで)

■改修後〜全身像
組み上げるとこんな感じに。
ぐっと力強い立ちポーズ+カトキ立ちが再現できた思います。

■脚部ユニット3〜足首関節
足首関節基部を横から2分割に切断、後部にポリキャップを埋め込み
前部にABS軸を設けて接続。
(モデルグラフィックス誌の作例を参考にさせていただきました)
この工作により足首周りの設置性が格段にアップします。

■脚部ユニット2〜脛パーツ展開
ヒザ装甲パーツは横から見ると厚みがありすぎるので、削り込んで薄く仕上げました。
後ハメ工作はこんな感じで。
ここも各ユニット間を考慮し、スラスター部・パネルライン等を彫り直し。

■脚部ユニット〜太股

股関節位置を下げた分、さらに目立つ太股〜股関節付近の段差。
そこ可動範囲に支障が出ない範囲で外装パーツを形状修正しました。

■股間ユニット2
組み上げるとこんな感じです。
リアアーマーが大きく跳ね上がっているのが確認できると思います。
アクションベース対応の穴はきちんと残してあります。

■股間ユニット
股関節軸を下方+前方に移動。
(どのくらい修正したかは記憶が曖昧に・・・、画像で判断してください)
生じた隙間にはプラ板を挟み込み、出っ張った箇所は削り込みました。
リアアーマーをエッチングノコで分割、金属線接続にて独立可動化。
これで立ちポーズが決まると同時にアクションポーズ時の可動範囲も大きく広がります。
フンドシパーツ側面のバー二アは市販パーツで新規再現。

■頭部・胴体ユニット
各ユニット間を考慮しながら、パーツの抜き方向によって甘くなっているパネルラインをBMCタガネ等で彫り直し。
胸部上面・側面にパネルライン追加+凹部をピンバイス開口。
頭部アンテナは真鍮線を削り込みシャープに仕上げたものに換装。
バルカン砲口をピンバイスで深く開口。
ランドセルバー二アの2重構造化、ビームサーベルグリップエンドの突起を真鍮線に交換。
(このあとメインバー二アは金属パーツに換装)

■MEN OF DESTINY
とにかくMS戦がカッコいい0083
OPでも迫力満点の戦闘シーンが描かれていて、特に後期OP「MEN OF DESTINY」では敵味方MS・MAが激しく動きまくります。
OPラストカットでのGP-03、ジムキャノンIIと共に地球をバックに虚空に佇むジムカスタムをイメージしたカット。
以下改修内容をご覧下さい。

■ジム・ライフル
銃器として実在しそうで機能的なデザインが魅力的なジム・ライフル。
UC版ネモがこのジム・ライフルを装備していたところから
高い信頼性を誇っていたと思われます。

■ランドセル
メインバー二アはメタルパーツに換装、中性洗剤で洗浄>メタルプライマーで下地塗装。
内部はクリアーレッド、バー二ア外装はスモークブラックをグラデーションコート。
サブバー二アは市販パーツで2重構造化、設定カラーで丁寧に塗り分けました。
ビームサーベルグリップエンドの突起は真鍮線に換装し精密感をUP。

■バストアップ
各アーマーのC面調整、各部ユニットの繋がりと分割ラインの再現、
省略されたディテールアップ(股間バー二ア等)をしっかり行いました。
カトキMSらしく面出しはキッチリと!

■「特徴のないのが特徴」
コウ・ウラキがGP-01をめぐってモンシアの駆るジムカスタムとの模擬戦において
データベースをチェックしたとき呟いた一言。
突出した性能はないが、欠点もないという攻守バランスのとれたMSということでしょう。

■リアビュー
ガンダムNT-1の系譜であるオーガスタ系に属することからランドセル、アーマー類に
NT-1の類似点が特に色濃く反映される背面。
生産コストの高さから生産数は少なく、エースパイロットへ優先配備された、
劇中でも高い機動性と戦闘能力を見せ、デラーズフリート所属のMSを多数撃破している。

■RGM-79N ジム・カスタム
ガンダムシリーズで欠かせない存在である量産型MS。
そのなかでも「機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY」に登場するジム・カスタムは
量産型MSとは思えない強さと活躍を見せ、そして搭乗するパイロットも多彩で魅力的な存在といえるでしょう。
HGUCジム祭りといえる連作のなかでも傑作キットといえるこのジムカスタム。
さらに高い完成度を目指して制作してみました。

E.F.S.F.
MASS-PRODUCED MOBILE SUIT
RGM-79N GM CUSTOM
from a BANDAI
1/144 scale High Grade Universal Century kit
modeled by ewac
U.C.0083
RGM-79N GM CUSTOM
OVA:MOBILE SUIT GUNDAM 0083 STARDUST MEMORY
On Sale:1991.5.23〜1992.9.24・BANDAI VISUAL CO.,LTD
Height:18.0m
Weight:42.0t
Generator:1,420kW
Pilot:South Burning,Alpha A. Bait,Bernard Monsha
Assigment:EARTH FEDERATION FORCE
Design:HAJIME KATOKI
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