EARTH FEDERATION SPACE FORCE
MASS-PRODUCED MOBILE SUIT
RGM-86R GMIII
studio RECKLESS
1/144 RESIN CAST KIT
>>WORKS
■カラーリング+マーキングデータ

レジンクリーナー脱脂後、中性洗剤+クレンザーにてパーツ洗浄>乾燥後、サフェイサーで下地処理後、塗装工程へ。
「グリーン、レッド、イエロー」には発色を良くするためさらにホワイトを下地に塗装してあります。
ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラー「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて使いました。


□ホワイト(グレー)・・・バーリーグレーBS4800/8821+EXホワイト
レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
グリーン・・・フレッシュミントグリーン(バーチャロンカラー)+EXホワイト
イエロー・・・黄燈色+EXホワイト+蛍光オレンジ
フレームグレー・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
■アームズグレー・・・RLM66ブラックグレー
メタリック・・・ブラック>FGホワイトパール+クリアコート

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら調色しています。
(ラッカー系はすべてエアブラシ塗装)

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調を調整して使い分けてあります。

・グレー@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレーA・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック
・オレンジ・・・・・・オレンジ
・ブラウン・・・・・・・ハルレッド+ホワイト
拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

■デカール
キット付属デカールstudio RECKLESS νガンダムデカール、wave Xデカール(ホワイト)
GSIクレオス「マークセッターにてしっかり定着させてあります。
・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート仕上げ。



>>最後までご覧頂きありがとうございます。

■RGM-86R GMIII
”studio RECKLESS”からキャラホビ2004にて限定販売されたレジンキャストキット「RGM-86R GMIII」を制作しました。
GM系でありながら総パーツ数200超!原型:小松原氏のこだわりが随所に感じられる決定版といえるキットです。
「マスターピース ゼータ・ガンダム」に掲載された、氏自らの作例である地上基地配備タイプをイメージソースとして仕上げました。
尚、GMIIIの特徴でもある肩・腰部のミサイルユニットはネオジム磁石による着脱可能としてあります。

■Earth Federation Forces U.C.0088
「マスターピース ロールアウト MSZ-006 ゼータ・ガンダム」にて掲載されたGMIII。
地上配備型ということもあって、重力下ではデッドウエイトになりかねない大型ミサイルユニットを装備していない姿でした。
GMIIIの特徴ともいえるミサイルユニットを廃していますが、GMIII本体のシンプルな美しさを再発見した感があります。

■リアビュー
ガンダムMK-IIと同系のバックパックとガンダム(ジム)タイプのシールドが絶妙なミスマッチ感を演出しています。
さらに脚部の追加ユニットなど時代の流れにあわせてマイナーチェンジしていった量産型MSの歴史も感じさせてくれます。

■ZZ、CCA、UC
「機動戦士ガンダムZZ」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダムユニコーン」
と、3作品に渡って登場したGMIII
現在リリース中であるガンダムユニコーンにおいては補給中のネェル・アーガマの護衛、
地上篇ep4ではジオン残党軍MSと激しい戦火を交えました。
そして逆襲のシャアではサイコフレームの光に導かれ、地球に落下するアクシズを阻止すべく
νガンダムと大気との摩擦熱の中で共に奮闘する姿は何より印象的でした。

■頭部ユニット
頭部メインカメラは「インサート成型」によってクリアレジン+内部メカが再現されています。
元々クリアグリーンにて着色されていますので表面を軽くコンパウンド掛けした後、クリアーコート。
トサカ部センサーはメタルテープ(グリーン)にて再現。
アンテナは0.5mm真鍮線に交換しました。

■シールド
軽く反っていたのでお湯+ドライヤーで下の形に復元。
シールド本体の縁もヒケていたので瞬着パテで修復してあります。
ロンドベル所属のマーキングは同RECKLESS版「νガンダム」から流用。
Ver.Ka仕様のシールドに連邦十字マークが新鮮なイメージです。

■ビームライフル
GMIIの標準装備であるビームライフルを携行。
非常にカッチリとした造形+バランスはさすがです。
銃身・グリップなど別パーツ化された箇所には金属線にてしっかり補強。
センサーはメタルテープ(グリーン)にて再現しました。

■バストアップ
胴体ユニットはGMのまま故、非常にGMらしい佇まいをみせるショット。
Ver.Kaのカッチリとした面構成の表現が小気味良いです。
各パネルラインはBMCタガネやケガキ針によって一段深く彫り直してあります。

■胸部ユニット
胸上面に配置された光学センサーはメタルテープ(グリーン)にて再現。
白いレドームはグレーとホワイトをしっかりと塗り分けました。
中央の”GM”マークがカトキ版GMのポイント。

■グリーンダイバーズ
アニメ設定カラーだとGMII(エウーゴカラー)に比べやや青っぽいグリーンです。
今回は作例カラーを参考にミントグリーンを中心とした「派手ではないけど地味でもない」配色を試みています。
ガンダムMk-IIの簡易量産型と捉え、本体グレー及び関節・武器色はそれに合わせるよう仕上げてみました。

■バックパック
ガンダムMk-IIと同ユニットということでお馴染みのデザインです。
GMに背負わせただけで何だか強そう?なイメージになるから劇中のMk-IIの活躍は偉大です。
メインバー二ア×4はキットのパーツが形状・ディテール・バランス共に良好でしたのでそのまま仕様。
それぞれ気泡・欠けを丁寧に処理後、パール塗装によるメタリック仕上げとしてあります。

■脚部ユニット
レジン複製時に生じた「ズレ」を大幅に修正。
太股〜膝〜足首関節にはアルミ線で接続してありますので、
立ちポーズの微調整が可能です。

■足裏
細部ディテール、バー二アなどしっかりと塗り分けました。
いかにも連邦MSっぽいディテールとさりげないパーツ分割がさすが!といった感じです。

■ミサイルユニット装備
肩・腰部ミサイルユニットと本体対応箇所にネオジム磁石を内蔵させることにより、
磁力で着脱可能にしてあります。
ただ可動キットではないので各ミサイルユニットの着脱は注意が必要です。
特に腰部ミサイルユニットは腕部と著しく干渉するため、着脱は可能ですがあまり推奨はできません。

■肩部ミサイルユニット装備型
ミサイルユニット前面はシャッターが開いた状態のパーツもセットされていますが、ベーシックな閉じた状態を選択。
肩にミサイルユニットを積んだだけで、追加武装によるミリタリーテイスト感が漂ってきます。

■ミサイル装備型 リアビュー
ミサイルユニット背面の排熱ダクトのディテールとバックパックのメインバー二アが映えるショット。
肩部ミサイルユニットを装着する際はシールドとビームサーベルユニットに干渉しないよう注意が必要です。

■肩、腰部ミサイルユニット
ミサイル本体、及びユニット本体の歪みをお湯+ドライヤーで元の形に修復。
内蔵したネオジム磁石はそれぞれ左右パーツ「S、N極」を互い違いに埋め込むことにより
付け間違えが起こらないよう配慮しております。

■対ネオジオン軍大型MS装備
OVAガンダムユニコーン冒頭にて活躍したスタークジェガンにも肩に追加ミサイルユニットが装備され、
ep3で登場したプロトタイプは何と核弾頭(?)を装備して出撃していました。
既存の量産型MSの武装強化はジェネレーター出力の問題からも実弾系の装備が効果的だったのでしょう。

■studio RECKLESS RGM-86R GMIII
立ちポーズ微調整等のため、腕部・脚部関節の接続にはアルミ線を使用しています。
若干の可動域を残してありますので主に足首の設置、股関節の調整により、お好みの立ちポーズが再現できると思います。
この立ちポーズの佇まいがRECKLESSレジンキットの重要なポイントなので軸打ちには細心の注意を払いました。


■GMIII計画
ガンダムMk-IIと3割強の同規格の物に交換、重装備に見合った機動性を確保したとされる。
脚部側面のスラスターのレイアウトなどグリプス戦役の特徴といえるでしょう。
ちなみに本キットは「ヌーベルGMIII」と選択式コンバーチブルキットになっていて
studio RECKLESSのMS設定や世界観にまで対する深い愛情を感じざるを得ません。

■GMIII オプション装備

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