■主翼および尾翼の破損
主翼の縦の部分はほぼ吹き飛んでます。
炎に包まれたア・バオア・クーからの脱出がいかに困難であったか、
そのことを説得力をもたせるためにも重要なポイント。
■.想いをカタチにするために・・・
今回の「コア・ファイター脱出仕様」を製作するにあたって
劇場版「ガンダム
めぐりあい宇宙
編」DVDを何度もチェックしました。
そして感動のラストシーンを飾るにふさわしいコア・ファイターを再現するには決して避けて通れない改修ポイント
「主翼・尾翼の破損再現、無人となったコクピット、バー二アの新規造形」
となったわけです(個人差あるでしょうけど)
しかし、これらの表現する努力なくしてラスト・コア・ファイターは語れないのではないでしょうか。
And now ・・・
in anticipation of your insight into
the future.
■リア・ビューA
本体のガンダムに比べてパーツ数を減らした構成となっているためエンジン周りがあっさりしています。
そこで市販パーツを複数あわせて加工しバー二アを新規造形しました。
(詳細は↓の比較画像をごらんください)
■リア・ビュー
アルミパイプ+ポリキャップにてコア・ファイターとベースを接続。
これによって飾るとき自由に方向・角度調整ができます。
エンジンブロックは黒→パールホワイト→クリアー、ダメージ部分はガンメタル、ファインシルバーにて
質感の違いを塗装にて再現しました。
■サイド・ビュー
主翼、尾翼は航空機ということで全体的に薄く、エッジをシャープに仕上げてます。
また主翼の破損状態は劇中のままカットしてしまうと見映えがしないので、長めにとり正面から見たとき美しく見えるよう角度調整しました。
(例をあげると「クラッシャージョウ」に出てくるミネルバやファイター1)
マーキングはあっさり控えめに配置、ダメージ表現・ハゲ塗装は敢えて翼のみです
(後ほど好みに合わせてウェザリングも可能ですし)
■フロント・ビュー
機銃4門はピンバイスにて開口。
もともとコクピットにはパイロットが座った状態だったのでこれを排除。
設定資料を参考にシート、操縦桿など周辺機器を再現しました。
シートベルトはケント紙+アルミテープで作成、宙に漂っているように見せるのが重要ポイント!
機銃4門はピンバイスにて開口してます。
■コア・ファイター
RX-78(RX-75/7)の中核をなすコア・ブロックシステムの飛行形態。
パイロットの生還、中央コンピューターに蓄積された戦闘データ回収するための脱出モジュールと同時に
戦闘機としても活躍。
>>最終回「脱出」仕様ということで「主翼、尾翼の破損」「無人状態のコクピット」の再現がポイント。
今回は一年戦争最終決戦の場であった「ア・バオア・クー」をあしらったロゴプレート付きベースも制作。
主を無事に生還させた後、宇宙の彼方へ漂っていくコア・ファイターも再現してみました。
■エンジンブロック比較
ノーマル(左)だとガンダムBパーツに接続するためのガイドホールが存在するため3基のバー二アの大きさ、及び配置が不自然です。
しかも1パーツ構成なのでパーツ精度もいまひとつ。
そこでバー二ア部を市販パーツを複数加工、組み合わせによって新規造形、エンジンブロックをくり抜いてからそれぞれセット(右)
「ガンダム
イボルブ」のタイトルデザインを参考にバー二アの大きさ、配置を決定しました。
■コクピット周辺
連邦系MSのシート特有である両サイドのパイプは真ちゅう線にて再現。
また精密射撃用スコープユニットもプラ板にて再現しました
(ヘッドレスト右にある白いのがそうです)
■ コア・ファイター最終回「脱出」仕様 ■