ARII
1/100scale kit
VF-1D Valkyrie GERWALK Mode
modeledby ewac
TV:The Super Dimension Fortress Macross
On Air:1982.10.3〜1983.6.26

Length:11.3m
Height:8.7m
Weight:13250kg
Engines:11500kg×2(SUB 8333kg)
Crew:2
Assigment:U.N.SPACY
Design:Shoji Kawamori

超時空要塞マクロス

マクロスFのOP曲や挿入歌がヒットチャートにランクインするなどマクロス人気が再燃中!
劇場版も公開を控える中、原点(オリジン)に立ち返ってVF-1バルキリーを製作したくなり 手元にある「アリイ1/100VF-1Dガウォーク」
からセレクト。
当時価格300円と低価格キットながらも「ポリキャップ・透明パーツ・水転写式デカール」とキット内容は充実しています。
そこで非変形キットの利点を活かし、ガウォークモードの再現度を高める工作に絞って作業を進めました。
(製作途中画像は↓に用意してありますのでよろしければご覧くださいませ)

■1/100 VF-1D バルキリー ガウォーク

劇中でバルキリーの初変形を披露した記念すべき機体。
可変戦闘機への機種転換用に改修された複座型訓練機で実戦参加も可能。
主人公、一条輝とリン・ミンメイとの出会いを演出するうえで重要な役割も果たしました。

■「こいつなら操縦方法は戦闘機と大差ない」

バトロイドモードでの操縦が不慣れな輝にフォッカーがガウォークへ変形を指示したときのセリフ。
ちなみにガウォークのデザインは偶然の副産物だったらしく、劇中での公式設定にも反映されているのが面白いところです。

■VT-102

制御不能に陥ったマクロスの主砲が月軌道の未確認宇宙船を撃破、そのまま人類は初の異星間戦争へと突入してしまう。
南アタリア島の制空権をめぐって苛烈なドッグファイトが展開されるなかVT-102にも出撃命令が下される。
「VT-102号機展示機スポットのVT-102号機何故離陸しないの?」
「VT-102ってえ?え?」

■可変翼

バルキリーの3段変形(可変)をはじめてみたときは衝撃を受けたものです。
ダンバインでのビルバイン、Zガンダムなど後のリアルロボット群に変形ブームを巻き起こした革命機とも言えるでしょう。
また、当時の可変キットでは一部金属パーツを採用するなど、意欲的なシリーズでもありました。

■マクロスTHE FIRST

TV版のバルキリーの指は丸指で、四角い指になったのは劇場版「愛・おぼえていますか」から。
しかしながら劇場版にはこのVF-1Dは未登場(土星デートで使ったのはVT-1 という別機種)
なのでマクロスAにて連載中の「マクロスTHE FIRST」版ということで・・・。

■「うわぁぁぁ!」

海洋堂のリボルテック、リガードを使っての劇中の1シーンを再現。
鳥脚メカ同士の対決って何気に凄い・・・。
それと異星人が人間サイズじゃなく、「巨人」という設定が斬新でした。
まさに「デカルチャー!」

■ボックスアート〜キット内容

何故かポリランナーが2組入ってたりしました。
(1枚で事足りますので不足パーツならぬ余剰パーツ?)
まあ細かいことは気にしないで、以下 簡単ではありますが製作工程を。

■素組み

ストレートに組むとこんな感じ。
ファイターパーツにあたる機種、本体、主翼のフォルムはこうやって見ても優秀なのが分かります。
行儀の良い脚の並びと、大きすぎる拳を何とかすればカッコよくなるはず。

■腕パーツ

ちょっと長すぎる印象があるので上腕部の長さをミリ詰め(画像上)
問題の拳は「コトブキヤ ノーマルハンドA」を加工して使用。
受け基部はHG OOシリーズの手首ポリキャップから流用しました。

■改造途中

脚の付け根パーツを加工し(改造画像は↓にあります)「ガ二股+開脚」状態に。
これだけでも随分カッコよくなります。
しかし、こうやって見てもパーツの合いの悪さが確認できると思います・・・(汗

■機首

A:ライン修正の削り込みに備えて、内部にエポキシパテを充填。
(テールヘビーによる転倒を避けるためのウエイト稼ぎも兼ねてます)

B:キャノピーがBの部分と接触したので、Cの部分を削り込み シートパーツを若干沈み込ませました。

■塗装前

サフェイサーを吹いて表面チェック、発色を良くするため下地にホワイトを吹いていきます。
主翼の航空灯とガンポッドのセンサーは色付きの透明ランナーを加工して再現。
全体のスジ彫り修正+追加など。
メインノズル(足首)は塗装後、マスキングし組み立て。

■右腕+ガンポッド

ガンポッドはセンサーに手を加えた他はノーマル。
スリングべルトも再現したかったですが今回は割愛。

■塗装前A

キャノピーの表面に凹凸があったので裏・表共にペーパーを当てた後、コンパウンドで研ぎ出してあります。
このカットからだと機首の形状変更がよく分かると思います。

アンテナは真ちゅう線+スプリングで再現(画像にはないですが)

■脚付け根〜改造個所

プラ板積層でガニ股。
カット後角度変更して接着(真ちゅう線で補強)して開脚状態に。

■デカール

経年によって若干の黄ばみがありました。
そこで直射日光に数時間当て黄ばみを落としました。
貼り付けにはマークセッターを併用しきっちり定着させていきました。

■カラーリングデータ

中性洗剤にてパーツ洗浄>Mr.サフェイサー1000番で下地処理後、塗装工程へ。

ラッカー系はガイアノーツ・クレオスを使用

本体@・・・キャラクターフレッシュ+蛍光イエロー+ピンク(少量)+EXホワイト
本体A・・・橙オレンジ+蛍光オレンジ(少量)
金属色・・・黒鉄色+スーパーファインシルバー

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調調整し使い分けてあります。

拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、
細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート


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