■MSZ-006 Z GUNDAM
B-CLUB「 c.o.v.e.r.kit-21 HGUC Zガンダム用 1&2セット 」原型:小松原博之氏(studio
RECKLESS)
+ HDM(ハイディテールマニュピレータ)を用いてHGUC Zガンダムをオーダー制作。
改造パーツ、及びZ本体にも大幅な改修を加えて映像・マスターピース版など3Dの視点から「理想のZガンダム像」を追求してみました。
■リア・ビュー
テールスタビレーターのAG(アーガマ所属)ロゴがポイント。
改修ポイント・制作工程は ブログ ewac fact file にてご確認できます。
■c.o.v.e.r.kit
c.o.v.e.r.kitは「頭部・胸部・肩部・各部スラスター」がレジンキャストで構成されています。
これら改造パーツを自然にフィッティングさせ、本体も完成度を高めることが重要となりす。
頭部〜胸部にかけてのラインが美しくみえるカットです。
尚、頭部と首基部の接続には「ネオジム磁石」を使用、磁力による可動範囲を確保してあります。
■HDM(ハイディテールマニュピレータ)
握り拳・平手・ライフル・ランチャー・サーベル用、計8セット
(握り拳はZ本体に装着していたため画像にありません)
接続軸には真鍮線にて補強を入れてあります。
親指の基部が白なのがTV版Zガンダムの特徴です。
■ビームライフル・ハイパーメガランチャー
それぞれ 合わせ目・ヒケの表面処理を丁寧に処理。
ライフルのセンサーは「ラピテープ:グリーン」で質感UP。
ランチャーのチューブは一旦カット後、Zとの色合いを考慮してホワイトコードへ換装しました。
■シールド
各部ラインとエッジを修正、キレの良い形状を再現しました。
表面にあったランチャー接続用の穴が外見を損なうのでプラ板で埋めました。
替わりに「ネオジム磁石」を内蔵してあります。
マーキングはAE(アナハイムエレクトロニクス)、VMsAWrs(ヴァモーズ)のロゴを配置。
■ハンド・グレネードマガジン
腕部の形状修正にあわせて接続ラインを修正した以外はノーマル。
■ビームサーベル
キットのままだと握り手に固定されているビームサーベル。
(しかもビーム部が本体と同じ白色)
ビームサーベル本体はHDMにセットされているので、これを丁寧に表面処理。
Zのサーベルは若干長いイメージがあるので、ビーム部はMG(マスターグレード)キットから流用
先端をシャープに研ぎ出し 蛍光ピンクを透明感を損なわないよう薄く吹き重ねフラットクリアーでコート仕上げとしています。
■ハイパーメガランチャー装備
ハイパーメガランチャーを装備したZガンダム(WR変形運用時)のフル装備モード。
物語終盤ではよく見られたバリエーションでZガンダムのミリタリー観を最も体現した武装だと思います。
「ネオジム磁石」をシールド、ランチャー内部にセットしてますので簡単に着脱可能としてあります。
■頭部ユニット
Z系の頭部を巧く捉えた造形。
これだけでも c.o.v.e.r.kitを使う価値が十分にあります。
頭頂部、メットの裾周りを若干修正。
各ユニット間のラインを一段深く掘り直してあります。
メインカメラ・ツインアイは「ラピテープ:ブルー・グリーン」で再現。
角度によってキラリと光ります。
■脚部・フライングアーマーユニット
各部ライン・エッジをシャープに修正。
フライングアーマー先端はプラ板を貼り付けてからシャープに削り出し。
■胴体ユニット
コクピットブロックの幅をプラ板で一回り大型化。
上面フレームはプラ板で新規造形しました。
腰部フロントアーマーは太腿延長にあわせてプラ板で延長+大型化してあります。
ヒザ装甲ブロックも中央からカット後、プラ板を挟んで大型化。
■テールスタビレーター
内部にエバーグリーン社のプラ板でスラスターディテールを再現、
パール塗装で質感の違いを表現してあります。
■バー二アスラスター
脚部、腰部に存在するバー二アはすべてメタルパーツに換装。
位置とフィッティング調整に気を配りました。
■脚部ユニット補足
ヒザ装甲の内側上面にプラ材でフレームを新規造形しました。
(この画像では暗くてあまり見えにくいですが・・・)
■腰部アーマー裏
エポキシパテ+プラ板にて再現。
パネルラインと細部ディテールを追加。
グレーを複数使って細かく塗り分けてあります。
■足裏
奥に存在するフレーム部もきっちりグレーで塗り分け。
比較的シンプルな配色で塗り分けてあります。
■フロント・ビュー
全身のバランスが確認しやすいカット。
細身なイメージがあるZですが、角度によってマッシヴ(特に下半身)な体型に見えるのがZの特徴だといえます。
(補足:c.o.v.e.r.kitの肩パーツは上面を大幅に削り込み形状修正して、高さを抑え込んであります)
■マーキング
Zガンダムはデザインと色調の構成からマーキング(特にコーション系)を多く貼り付けると見た目が大きく損なわれるリスクが生じます。
そこで今回は「マスターピース版」を参考にシンプルな構成で仕上げてあります。
(ちなみに同書表紙のZはアナハイム社で修復保管され、リ ・ガズィのお披露目で展示されたU.C.0091バージョン)
「グリプス戦役」でのカットはメディア視点重視の画像で構成されているため確認し辛いですが、基本こちらを参考にしてあります。
>>デカールデータ
「RECKLESS Zガンダム、HGUCユニコーンガンダム、MG ガンダムMk-II、Zガンダム、WAVE
Xデカール」