MOBILE SUTI
GUNDAM AGE-1 NORMAL
from a BANDAI
1/144 SCALE MODEL HG GUNDAM AGE
Modeling by ewac


A.G.115
AGE-1
GUNDAM AGE-1 NORMAL
TV:MOBILE SUIT GUNDAM AGE
On Air:2011.10.9〜 TV MBS TBS
Height:18.0m
Weight43.4:t
Power source:AGE SYSTEM
P
ilot:Flit Asuno

■救世主、その名は”ガンダム”
現在放映中「機動戦士ガンダムAGE」に登場する主役機 ガンダムAGE-1ノーマル
アスノ家に代々伝わるAGEデバイスに残されたデータを元に開発されたガンダムの名を冠する最強のMS。
戦闘によるデータ収集を行い、主人公「フリット・アスノ」と共に成長・進化していく。
AGEシステムのコアユニットでもある胴体を中心に、四肢ユニット「ウェア」を換装することによって状況にあわせた形態
格闘パワー型「タイタス」、高速戦闘型「スパロー」の2タイプへ姿を変える。

■AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル
RX系を彷彿させるシンプルなデザインのガンダムAGE-1ノーマル。
キットの素性を活かしつつ、ボディバランスの修正、各部エッジワーク、及びディテールアップ。
カラーリングはRX系のトリコロールカラーの再現にこだわってみました。

■改修ポイント
・頭部・・・アンテナ、頬エッジをシャープに削り込み。
・胸部・・・襟元、ダクト周辺・A基部エッジをシャープに。
・背部・・・ウィング全体を薄く削り込み、スラスター部分はパール塗装によるメタリック再現。
・腕部・・・手首付け根カバーをWAVE Uバー二アフラットで再現。
・腰部・・・サイドアーマー接続部を胴体側に詰めるよう調整。
・フロント・リアアーマー・・・裏内部をエポキシパテで再現。
・全身・・・BMCタガネによるスジ彫り、プラ材によるディテールを追加。
各種センサーは「ラピテープ・グリーン」を貼り込んでいます。

■進化する歌
G
alileo Galileiが唄うOP「明日へ」では飛翔するAGE-1が印象的に描かれています。
100年戦争、そして3世代に渡る、新たなガンダムサーガの幕開けに相応しい1曲といえるでしょう。
アクションベースに対応していますので、このように飛行シーンでのディスプレイが可能です。

■ドッズライフル
形状・バランス・ギミック共に素晴らしい出来です。
パーツ組替えにより3形態が再現可能となってます。
合わせ目を丁寧に処理、きちんとエッジを立てるように作業しました。
センサーはメタルテープ「ラピテープ・グリーン」で質感の違いを演出。
キットでは再現されていない、メインセンサー後部もきちんと再現してあります。

シールド
設定画稿を参考にパーツを切り刻んでレイアウトを変更。
肉抜き穴をエポキシパテで埋め隙を無くし、
シールド裏の塗り分けもきちんと再現しました。

■ソールパターン
肉抜き穴をエポキシ穴で埋めた後、ディテール追加。
さらに機能的レイアウトを考証、
複数グレーを使って塗り分けてみました。

■ビームダガー/ビームサーベル
パーツ表面に存在するパーティングラインをペーパー・スポンジヤスリで丁寧に処理しました。
さらに先端・エッジをシャープに削り出し。
蛍光ピンク>パールレッドを薄く、透明感を損なわないよう慎重に重ね塗り仕上げています。

■AGEの力
UE(アンノウン・エネミー)に対抗すべく、AGEシステムが導き出した射撃装備「ドッズライフル」
単なるビームライフルとは異なり、螺旋状に回転させた貫通力の高いビームを発射するのが特徴。
宇宙空間での初戦においてガフランの装甲をいとも簡単に撃ち抜き(というより真っ二つ!)撃破せしめた。

■リアビュー
レーシングカーのようなウィングと3次元バー二アが特徴的な後姿。
ヒザアーマー裏をエポキシパテで埋め、アンクルガード内部のフレームを隙のないようにしっかり塗り分けてあります。

■救世主ガンダム
スペースコロニー「ノーラ」に突如襲来するUE
燃え盛る炎の中、固い決意を胸にAGE-1に乗り込むフリット・アスノ。
UE・ガフランの攻撃を物ともせず懐に飛び込んだAGE-1はビームダガーを突き立てる!

■カラーリング
ボディをRX系トリコロールカラー、関節・武器類を複数のグレーを使い分け。
脚部の配色が単調に思えたので、一部配色を変更してみました。
スミ入れもくどくならないよう下地色にあわせて調色したエナメルカラーを使用。

■シューティングポーズ
初代ガンダムを彷彿させるライフル両手撃ち。
バレルを回転させ、フォアグリップを起こすギミックで劇中のシーンが再現可能です。
それにしても最近のガンプラの可動範囲の広さには感心させられます。

■進化するガンダム
すでに「タイタス」「スパロー」と3形態すべて出揃ったAGE-1。
UEとの最終決戦を目前となった本編では汎用性が高いノーマルタイプでの出撃が多くなってきました。
個人的にはタイタスの活躍を期待したいところです。

■ディテール考証
上腕、肘関節、腰アーマー、足首等にパネルラインをBMCタガネ、ラインチゼルを使ってスジ彫りで再現。
機体各所にピンバイスでディテールをアクセント追加。
ユニット間の繋がりを考慮しつつ、甘い凹モールドはすべて彫り直しています。

■AGEの意匠
AGE-1ノーマルのデザインは頭部、胸部、ヒザ、シールドにAGEの頭文字「A」が配置されているのが特徴。
こうやってみるときちんと「ガンダム」の意匠を引き継いでいるのが確認できると思います。
劇中の作画においても初代ガンダムを意識したような描かれ方をしていて思わずニヤリとした方もいるのではないでしょうか。

■Xラウンダー
第12話「反逆者たちの船出」においてUEとの戦闘中に敵の動きを先読みし、ガフランを次々と撃破していくフリット。
ユリン、デシルと同様に感じた不思議な感覚をグルーデックに伝えると、
人の脳の中で通常は使われない未知の領域「X領域」の能力を使える人間「Xラウンダー」の存在が彼の口から語られる。
それはあらたな人類の希望となるのか、それとも・・・。

■君の中の英雄
栗林みな実が唄うED
エンディング曲ではあるがオープニング風にも聴こえる1曲。
「決して子供向けではないが、子供にも理解できるように翻訳されたガンダム」とのコンセプトから
歌詞には日本語のみを用いて英語を使っていないとのこと。
背中を向けているディーヴァのクルーが印象的なEDです。

■カラーリングデータ

中性洗剤にてパーツ洗浄、脱脂>乾燥後、ビン入りサフェイサー1000番で下地処理後、塗装工程へ。
トリコロールカラー、「ホワイト、レッド、ブルー、イエロー」には発色を良くするためホワイトを丁寧に吹き付け。
ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラーの「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて使います。


□ホワイト・・・クールホワイト+ネービーブルー+クリアパープル
レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
ブルー・・・スーパーファインコバルト+EXホワイト+蛍光ピンク+蛍光ブルー
イエロー・・・黄燈色+蛍光オレンジ+EXホワイト
グリーン・・・蛍光グリーン+クリアーブルー+EXホワイト
フレームグレー・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
アームグレー・・・エクストラダークシーグレーBS381C640+EXホワイト

ネービーブルー・・・ネービーブルー+ブラック
メタリック・・・ブラック>FGホワイトパール+クリアコート

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら調色しています。
(ラッカー系はすべてエアブラシ塗装)

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調を調整して使い分けてあります。

・グレー@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレーA・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック+ホワイト
・オレンジ・・・・・・オレンジ
・ブラウン・・・・・・・ハルレッド+ホワイト
拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート。



>>最後までご覧頂きありがとうございます。
ブラウザでお戻りください
inserted by FC2 system