MOBILE SUIT ν-GUNDAM
EARTH FEDERATION SPACE FORCE
PROTOTYPE MOBILE SUIT

RX-93 ν-GUNDAM + α

studio RECKLESS
1/144 RESIN CAST KIT

■RX-93 ν-GUNDAM
”studio RECKLESS”からイベント限定販売されたフルレジンキャストキット「RX-93 ν-GUNDAM + α」を制作しました。
小松原氏が手掛けた原型だけあって、市販キットとは一線を画する完成度を感じさせてくれます。
ガレージキット特有の「歪み・気泡・甘いディテール」を丁寧に修正、塗装＆マーキングは劇中のプレーンなνガンダムのイメージで仕上げてみました。

■頭部
ツインカメラ・センサー類はメタルテープを貼り込み。
質感の違いを演出しています。

■腕部
肩アーマーのアムロエンブレム、バー二ア（アポジモーター）内部の塗り分けがポイント。
シールド裏はアニメ設定基準で塗り分けています。

■改修ポイント
制作工程は ブログ ewac fact file にてご確認できます。

■シールド＆フィンファンネル
シールドは特に歪みが大きかったのでお湯につけてゆっくりと矯正。
ユニコーンマーク、EFSF（連邦軍）は付属のデカールをマークセッターを使い、しっかり定着させました。
（乾燥後、トップコートを多層吹き付けてデカールの段差を無くしています）
フィンファンネルはマスキング作業を繰り返して丁寧に塗り分け、スミ入れ以外はすべてエアブラシ塗装です。

■胴体
各アーマーは真鍮線で接続補強を入れ固定。
股関節軸は4�oアルミ線に置き換え強度を上げつつ、若干の可動範囲を残してあります。
（ディスプレイ時の微調整のため）

■背面・ライフル握り手
右肩後ろに”ロンドベルマーク”をレイアウト。
ランドセルサーベルラックはアニメ基準で塗り分け、メインバー二アはパールコートにてメタリック塗装仕上げ。
右握り手は真鍮線で接続補強、こちらも丁寧に塗り分けました。

■メインバー二ア・足裏
バー二アは形状、エッジの薄さが本体にとてもマッチングしていたのでこのまま使用。
ただ、内部のディテールが欠損していたので、すべて削り取り「WAVEのUバー二アフラット」に置き換え。
アーマー内部・ソールの黄色の塗り分けも丁寧に仕上げています。

■ランドセル・脚部
フィンファンネル〜ランドセル〜胴体へと真鍮線でしっかり固定。
太股〜ヒザ〜足首はアルミ線で接続。
若干ではありますが、ディスプレイ時の微調整用に可動範囲を残してあります。

■ヒザ〜脛ライン
フレーム・アポジモーターの塗り分けを丁寧に。
こちらもマスキング＞エアブラシ塗装で仕上げています。

■カラーリングデータ

レジンクリーナー脱脂後、中性洗剤+クレンザーにてパーツ洗浄＞乾燥後、サフェイサーで下地処理後、塗装工程へ。
トリコロールカラー、「ホワイト、レッド、ブルー、イエロー」には発色を良くするためホワイトを丁寧に吹き付けます。
ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラーの「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて使います。


□ホワイト・・・EXホワイト+ネービーブルー
■レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
■ブルー・・・ネービーブルー+ミッドナイトブルー
■イエロー・・・黄燈色+EXホワイト+蛍光オレンジ
■フレームグレー・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
■メタリック・・・ブラック＞ＦＧホワイトパール+クリアコート

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら調色しています。
（ラッカー系はすべてエアブラシ塗装）

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調を調整して使い分けてあります。

・グレー�@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレー�A・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック+ホワイト
・オレンジ・・・・・・オレンジ
・ブラウン・・・・・・・ハルレッド+ホワイト
拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート仕上げ。



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