■「この手に触れ、光 一千万年・・・」

Zガンダムでは悲壮なラストでしたが、ZZガンダムではハッピーンドが描かれました。
カミーユの復活、死んだと思われていたリィナとの再開。
シャングリラの仲間達とのしばしの別れ。
そしてジュドーはルーと共に木星圏へと旅立ちます。
歴代ガンダムが揃う情緒的なEDは壮大なガンダム・サーガを感じられずにいられません。

■付属品

・コア・ファイター
・ダブルビームライフル用握り手
・ハイパービームサーベル用握り手
・ダブルビームライフル
・ハイパー・ビームサーベル×2
・Gフォートレス用バックパック取り付けフレーム
・Gフォートレス用胸部フレーム
・Gフォートレス用装甲パーツ
・Gフォートレス用大口径バー二ア×4
・Gフォートレス用展示ユニット

■「軋んだ綱が心で揺れてる・・・・」

後期OP「サイレント・ヴォイス」は歴代ガンダム主題歌のなかでも1,2を争う名曲。
描かれる内容もハマーンとの決着を匂わせる導入、そして後半シリアス路線にあわせてハードなMS(対キュべレイMk-II戦)戦が描かれています。

しかしこうやって後ろからみると悪魔的加速を想像しちゃいます。

■始動!ダブル・ゼータ

ZZといえば合体後のこの決めポーズ。
ガンダム作品でこういう見得を切った決めポーズを取り入れたのはZZガンダムが最初ではないでしょうか。
>>改造補足
こうやって脚を広げると腰アーマーが胴体に干渉するので「パーツB-20、21」の軸を延長、
受け側の穴をピンバイスで深く掘りなおすことにより伸縮自在な構成にして対応してあります。

■「一気にいくぜ・・・!ハイメガキャノン!!」

ZZガンダムの代名詞でもある一撃必殺の武装「ハイメガキャノン」
MSが最終装甲内に装備する武装としては当時最強クラスの威力を有する。
しかし一射ごとのエネルギー消費量が大きく連続使用は不可能であり、フルパワー照射後は機体がパワーダウンすることも
パイロットのテンションの上昇に応じてハイメガキャノンの出力が定格性能を超えて増大するなど、さすがは気合系ガンダムです。


■「いくぞ、ルー、イーノ!合体だ・・・!!

「ややこしいことをやったって・・・、驚くものかよ!」(マシュマー談)
コアトップ、コアベース、コアファイターの3機が合体し、ZZへと変形していくのを見て動揺を隠せないマシュマー。
変形・合体シーンは特に丁寧な作画で描かれていて今観ても感動モノです。
やはり戦闘中の合体シークエンスは物語を盛り上げてくれます。

■21連装ミサイルランチャー×2・アーマー裏

ミサイルカバーのオープンギミックを活かしつつ、内部ミサイルも設定通り塗装してみました。
腰部アーマー裏はエポキシパテでディテール追加。

■コア・ベース

コア・ブロック及び下半身、バックパックによって構成される戦闘機モード。
一年戦争時におけるGスカイ及びコア・ブースターと同一コンセプトの機体であり、高機動・重武装を備えている。
ビームキャノン、ミサイル管制用センサーはメタルテープで再現してみました。
脚部の変形パターンはMGと比べるとシンプルになっていますが、それでも説明書の手順確認が必須です。
それ以外は他の変形パターンと比べてシンプルな構成となっております。

■コア・トップ リアビュー

コア・ブロックの底面が何もない状態だったので各種プラ材でエンジンユニットを新造してあります。
基本はコア・ブロックからの操縦を行う設定なのに機首にあたるダブルビームライフルの先端にコクピットが存在していたためビーチャとモンドが乗り込んでしまい、
変形・合体したMS時での危険度が描かれたシーンがありました。

■Gフォートレス・リアビュー

バックパック、及び脚部と腕部に内蔵されたバー二ア、スラスターが後部に、ダブルビームライフル、ダブルキャノンなど主兵装が前面に集中し高速一撃離脱戦闘をも可能としている。
実際組み立てるまでZZガンダムの変形パターンは理解できないくらい複雑に考えられたデザインですね。
各部コーション系のマーキングもこの変形した姿も考慮して配置しています。
大口径バー二アはキットのバー二アの出来が優秀でしたのでエッジを薄くし、内部に金属ピンを設置。
仕上げはパールコートでメタリック塗装表現としました。

■コア・トップ

2連装メガビームライフル及び上半身、コア・ブロックから構成される戦闘機形態。
変形用内部フレームのおかげでカッチリと変形が決まります。
こういった巡航モードで胸部上面に配置したVHFアンテナの存在が現用機っぽい説得力を増します。
また肩装甲に増設したダクトパーツも高機動戦闘機っぽいニュアンスを加味できたと思います。

ZOOOM・・・!

ZZガンダムの巡航モードである「Gフォートレス」
重力下での長距離飛行能力を有する重戦闘爆撃機としての運用が可能。
その圧倒的な火力・加速能力に加え、重力下でのSTOL機動や水中航行を可能とする破格の汎用性を持つ超高性能のMAでもあり、戦闘能力は巡洋艦クラスに匹敵する。
こうやってみるとホント移動要塞ですね・・・。

■Gフォートレス&コア・ファイター

HGUCならではのパーツ差し替えで比較的簡単にZZガンダムのもうひとつの姿、Gフォートレスへの変形が可能です。
MS時のプロポーション改修を行ったため、変形用フレームF-16を切り刻んで各パーツが納まるように改造。
さらに胸部パーツのボリュームアップにあわせて背中のカバーパーツ先端を延長してあります。
コア・ファイターと並べて飛ばすと何となく嬉しい(笑

■コア・ファイター

劇中でも元気に飛び回り活躍していたコア・ファイター。
シンプルな構造ながらエンジンブロックの収納変形が可能です。
唯一不満なのが姿勢制御バー二アが省略されているところ。そこで「Uバー二アフラット」を使って再現。
翼、メインダクト、エンジンブロックのエッジを薄く削り込んでいます。
キャノピーと機体とのツヤの違いがポイントです。

■「分かるぞ・・、・ZZが皆の力を、皆の力がガンダムに・・・!」

TV版最終回「戦士、再び・・・」においてジュドーはハマーンのキュべレイと最期の一騎打ちへ。
機転の利いた分離によってファンネルの攻撃を避けたジュドーは再びコア・ファイターに乗り込むも操作不能に。
トドメを刺すべく襲い掛かってくるキュべレイが眼前に迫った瞬間、戦場で散っていった人々の意思がZZガンダムをMS形態へと合体させた・・・!

■ハイパービームサーベル

ビーム発光部を透明感を損なわないよう蛍光ピンクで薄くコート。
先端は鋭く削り出してあります。
ビームキャノンの銃口にあたる柄には金属リングを埋め込み質感・精度感をUP。

■GUNDAM EVOLVE../Ω

EVOLVE../10 MSZ-010 ΖΖ-GUNDAM」では木星付近で現地改修されたZZが活躍します。
木星の重力圏においてもZZの推進力はいかんなく発揮され、互角以上にドーベンウルフ隊と戦闘を繰り広げていました。

■バックパック

本体側面が大味な感じがしたので市販パーツとピンバイス開口でディテール追加。
バー二ア内部に金属ピンを埋め込み、大口径バー二アらしく高機動性を表現してみました。
内部ミサイルも設定カラーで塗り分けました。
翼には「アーガマ」「エゥーゴ」所属を意味するマーキングを「MG ガンダムMk-II」用デカールから流用。

■ダブルメガビームライフル

HJ作例を参考に銃身基部パーツをギリギリまで切り詰め、本体パーツを横から2分割、前パーツとスコープを幅詰めしてあります。
センサー部にはメタルテープを貼り付けて質感の違いを再現。
銃口内部にはリング状の金属パーツを埋め込み精度・質感をアップさせています。

■一千万年銀河

俯瞰からのショット。
意外とスマートなスタイリングが確認できると思います。
HGUC版をベースに「カトキ版」「FIX版」「マスターピース版」のイメージをミックスしてみたのですがいかがでしょうか?
塗装のカラーバランス、特にブルーは「ほとんど紫色一歩手前のコバルトブルー」で攻めてあります
(モニター設定にもよりますけど、実物はもっと紫色に近いです)
それにあわせてトリコロールカラーを配色し、マーキング配置は変形を考慮した配置にこだわってみました。

■脛・ヒザ周り

フトモモを股関節付け根から4.5mm延長。
あわせてヒザ突起パーツも延長してあります。
爪先をプラ板で直線的なライン+延長。
脛装甲のZZロゴは「MG ZZガンダム」から流用。

■脚部〜追加バー二ア

1/144 フルアーマーZZガンダムから流用+加工したパーツ。
ピンバイスで「ブチ穴」を開けてみました。
「ネオジム磁石」によって脱着可能としてありますので、ノーマル版も再現できます。
ふくらはぎスラスター内部にも「エバグリ」プラ板を切り出してディテール追加。

ヒール部分をプラ板で大型化し、立てたときの安定度向上を図りました。

■腕部

肘関節付近の赤いパーツをプラ板で大型化してあります。
翼のZZロゴは「MG ZZガンダム」から流用。
肩各部ダクトは新造・キャスト複製で数を揃えてあります。
このあたりは製作記に詳しくUPしております。

■胴体

胸部・腰部ダクト内部に「エバーグリーン」のプラ板を使ってディテール追加。
各部エッジもシャープに仕上げてあります。
さらに胸部は元々奥行きがないので精密ノミで深く掘りなおしてから設置しています。
フンドシ、フロントアーマーは3mmほど延長+大型化。
省略されていたコアブロックの姿勢制御バー二アを市販パーツで再現。

■バストアップ

頭部の形状、位置変更、さらに胸部ラインボリュームアップが確認しやすいカット。
首基部には設定にある金属製チェーンでエネルギーチューブを再現。
胸部上面にはVHFアンテナを設置。
可変MSのポイントである”VMsAWrs”のロゴはZガンダムVer.2.0のデカールから流用。

■リアビュー

製作中、いっそ「強化版」にしようとも思いましたが、本サイト1作目のZZなのと、
バックパックの形状が思いのほか素晴らしかったので あくまでプレーンなZZにこだわってみました。
キットのままだとバックパックが脚部に干渉しますので取り付け基部パーツの角度を調整、
跳ね上がった角度で位置取りを行っています。

■製作ポイント

ベースキットとなったHGUC ZZガンダムは差し替えながらも「変形・合体」を実現し、スタイリングも良好です。
そこで「変形・合体」機構を残しつつ自分好みのZZガンダムへと各部改修を行っています。
詳細な改修内容は製作記をあわせてご覧いただきますと、より作品内容が把握できます。
(改造箇所・塗装前の画像など多数掲載しております)

■Silent Voice

ボックスアートっぽく。
最近のイラストはかっこいいポーズで描かれていて嬉しい限りです。
ちなみにこのカットで脚部内蔵フレームもきちんとグレーで塗装されているのが確認できると思います。
(少し見えにくいかもですが)

■MSZ-010 ZZ GUNDAM〜新たなニュータイプの目覚め・・・

TV版ガンダム3人目の主人公「ジュドー・アーシタ」はZZガンダムを駆ってハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍と激しい戦いを繰り広げる・・・。
「機動戦士ガンダムZZ」の主役機であるZZガンダム。
恐竜的進化を遂げたとも言われる時代のMSだけに高出力&重武装を兼ね備えたマッシヴなスタイリングは心惹かれます。
またファーストガンダムにおける「コア・ブロックシステム」と「Gアーマー」形態へ単機で合体・変形可能なアイデアには脱帽モノです。
というわけでこのZZガンダムを思い入れたっぷりに製作してみました。

■カラーリングデータ

中性洗剤にてパーツ洗浄、脱脂>乾燥後、ビン入りサフェイサー1000番で下地処理後、塗装工程へ。
トリコロールカラー、「ホワイト、レッド、ブルー、イエロー」には発色を良くするためホワイトを丁寧に吹き付けます。
ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラーの「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて使います。


□ホワイト・・・クールホワイト+ネービーブルー
レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
ブルー・・・スーパーファインコバルト+EXホワイト+蛍光ピンク+蛍光ブルー
イエロー・・・黄燈色+EXホワイト
フレームグレー・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
ネービーブルー・・・ネービーブルー+ブラック
メタリック・・・ブラック>FGホワイトパール+クリアコート

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら調色しています。
(ラッカー系はすべてエアブラシ塗装)

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調を調整して使い分けてあります。

・グレー@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレーA・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック+ホワイト
・オレンジ・・・・・・オレンジ
・ブラウン・・・・・・・ハルレッド+ホワイト
拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りはNY.綿棒・面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート。
>>WORKS




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>>WORKS
U.C.0088
MSZ-010 ZZ GUNDAM
TV:MOBILE SUIT GUNDAM ZZ
On Air:1986.3.1〜1987.1.31
Height:19.86m
Weight:32.7t
Generator:7340kw
Pilot:JUDAU ASHTA
Assigment:EARTH FEDERATION FORCE
Design:MAKOTO KOBAYASHI+MIKA AKITAKA
A.E.U.G.
MULTIPURPOSE PROTOTYPE
TRANSFORMABLE MOBILE SUTI
MSZ-010 ZZ GUNDAM
from a BANDAI
1/144 scale High Grade Universal Century kit
MSZ-010 ZZ GUNDAM
modeled by ewac
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