>>改修箇所、細部ディテール工作など詳細な製作途中画像は製作記
ノーマルとの比較は比較画像にUPしていますのでこちらもあわせて御覧なさってください。


>>リンク
今回のガンダムは「アクションポーズ」「比較画像」「製作記」と3ページ構成となっております。
↓バナーをクリックするとそれぞれのページにジャンプできますので是非ご覧になってください。

>>製作記

>>アクションポーズ

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■バルカン・サイドインテーク・メインヵメラ

メイン・ツインカメラはオーロラフィルムで再現。
バルカンは開口し、メタルパーツの砲身を埋め込んで質感・精度共に向上を図っています。

インテーク内部も金属メッシュにてディテールUP、覗き込むとチラリとみえるようにセットしています。

■ハンドパーツ

ライフルの保持力、左手のカッチリとした造形が素晴らしいVer.Kaのパーツを採用。
可動タイプも含めて ヒケ・パーティングラインをしっかり処理、スミ入れも慎重に行い、丁寧仕上げました。

■全身プロポーション

プロポーション、ディテール、マーキング、カラーリングのバランスに注目。


■カラーリング

中性洗剤にてパーツ洗浄>Mr.サフェイサー1000番で下地処理後、塗装工程へ。
トリコロールカラー、「ホワイト、レッド、ブルー、イエロー」には発色を良くするためホワイトを丁寧に吹き付けます。
今回ベースとなるホワイトにはガイアノーツカラーの「EXホワイト」を使用。

ラッカー系は「フィニッシャーズ、ガイア、Mr.カラー」を用途にあわせて選んで使います。

□ホワイト・・・EXホワイト+蛍光ブルー+ブラック
レッド・・・スーパーイタリアンレッド+EXホワイト
ブルー・・・スーパーファインコバルト+EXホワイト+蛍光ピンク
イエロー・・・黄燈色+EXホワイト+蛍光オレンジ
フレームグレー@・・・ダークシーグレーBS381C/638+EXホワイト
フレームグレーA・・・ダークシーグレー+EXホワイト
アームグレー・・・エクストラダークシーグレーBS381C640+EXホワイト
ダンパーグレー・・・ライトエアクラフトグレーBS381C/627.

ビンから出した塗料をそのまま塗装するのではなく、それぞれ色調とバランスを考慮しながら混色していきました。

スミ入れは下地の色にあわせて複数用意、こちらも色調調整し使い分けてあります。

・グレー@・・・・・・スカイグレイ+ホワイト
・グレーA・・・・・・ライトグレイ+ブラック
・レッド・・・・・・・・フラットレッド+ホワイト
・オレンジ・・・・・・オレンジ+ホワイト
・ブルー・・・・・・・・フラットブルー+ブラック
・ブラック・・・・・・・フラットブラック+ホワイト

拭き取りはZippoオイルライターのオイルを含ませた綿棒で、細かい拭き取りは面相筆を使って丁寧に拭い取りまたは馴染ませています。

・トップコート・・・・・スーパークリアーツヤ消し+クリアーでコート

■ガンダムフル装備

ランドセルにも強力磁石を仕込んでありますので、外観を損ねることなく、背中にシールドをセットした状態を再現できます。
バスーカグリップは可動式にしてあるので、手首に持ちやすい状態にしやすくなってます。
劇中ではよく背中にシールドをマウントすることも多かったのですが、こうやってみるとやはりカッコいいですね。





質量兵器

エネルギー消費が激しいMS戦において、シンプル且つ大胆な発想でエネルギーロスを抑えることのできる装備。
劇中では「大気圏突入」でバズーカの弾体をすべて使い切ったガンダムが使用、
接近戦を仕掛けていたザクの脇腹に直撃させ一撃で仕留めてみせた。

また宇宙要塞ソロモン戦にてジオン軍は岩塊に推進器を取り付け衛星ミサイルとして連邦艦隊を攻撃していたように
こういった原始的な質量兵器は意外と有効な攻撃方法かもしれません。

■ビームサーベル抜刀

ガンダムはMS同士の白兵戦を想定したMS.
V作戦のRXシリーズの役割は

・ガンタンク・・・長距離砲撃によって敵戦力へ反撃不能な距離から攻撃
・ガンキャノン・・・中距離から視認できる敵戦力への砲撃or狙撃
・ガンダム・・・ゼロ距離・近接している敵を機動性の高さを活かし、白兵装備で殲滅

といった感じじゃないでしょうか。

そういえばガンダムエースで連載されている「ジオリジン」版ではシャア専用ザク、グフとの戦闘で頭がぶつかり合うほどの
激しい近接戦闘が描かれていますね。

■シールド

本体はバランス・形状の良い「Ver.O.Y.W」を、表面にあるモールドを埋めてシンプルな仕上がりに。
覗き窓両サイドにある凹モールドはピンバイスで開口後 市販パーツを埋め込みディテールUP。

取り付け基部は予備サーベル2本を装備できる「Ver.Ka」のものを使用。
こういった武装の予備があると機体特性をイメージできて嬉しい。
(敵MSをガンガン斬り伏せたあと消耗・壊れたサーベルの交換を行うシーンとか)
腕の取り付けは強力マグネットで装着、ストレスなく取り外しのしやすいようにしています。

■ビームサーベル

サーベル本体先端を0.5o真ちゅう線でディテールUP。
ビーム発振部は根元の球根っぽいふくらみを削り込み、なだらかなラインに変更。
また先端部をシャープに尖らせてあります。
(MSの装甲を貫くイメージがあるので)
全体を800番のペーパーで研ぎ出し、半つや消しで仕上げてあります。

■ガンダムハンマー

丁寧に表面処理後、黒>FGパールホワイト+クリアーを吹き重ねてメタル塗装。
重厚且つ異質感あふれる仕上がりを狙ってみました。

■アームズ・グレー

今回のガンダムには暖色・寒色系それぞれ4色のグレーを調色、用意しました。
フレーム・フレームカバー・武装・ダンパーと用途にあわせてそれらグレーを使い分けています。
このショットだと指とライフルの色の違いが分かるはず。

■ビームライフル・ハイパーバズーカ

RX系武装のなかでもっとも洗練されたデザインである理由からこちらもVer.Kaのモノをコンバート。
それぞれ丁寧に合わせ目、表面処理後 各部ディテールUP。
ビームライフルマズル開口、さらに設定画稿にもあるセンサーが破壊されたとき用いる直接照準器も
プラ板にて再現しました。

■バズーカ・マウントラッチ

現在発表されているRX-78のバズーカマウントの方法は「Ver.Ka」のデザインが
一番説得力・見映えがあるのでこちらを採用してあります。

■腰部

フンドシ部をプラ板で大型化、ラインの変更と共にパネルライン、細部ディテールUP。
各部アーマーは脚部延長にあわせて1_ほど大型、エッジもシャープに仕上げています。

股関節取り付け軸を本体にギリギリまで寄せることによって、より人間に近いプロポーションに近づけました
また、胴体との最終パーツ組み上げ時に新品のポリキャップに換えてあります。
これは一度でも胴体ボールジョイントを抜き差ししてしまうと構造上仕方ないことですが、
ポリキャップのエッジにダメージを与えてしまい保持力の低下がおきてしまうからです。

■股関節ブロック

肩関節移植に伴い、取り付け軸もコンバート。
真ちゅう線で補強をガッチリ入れています。
各部アーマー裏打ち後、プラ板にてディテール追加。
初代RX-78っぽくシンプルなイメージに仕上げています。

後部高機動ユニットの2連バー二アは多重構造の金属パーツでディテールUP。
もちろんバズーカ ・マウントアクションもばっちり活かしています。

■脚部

今回もっとも時間が掛かった箇所。
脛の内部フレーム、及び外装パーツを切断後5o延長。
ふくらはぎパーツのエッジ調整、後部ダクトフィンを開口後、プラ版でフィンを新造。
外側面に姿勢制御バー二アを多重構造の金属バー二ア・内側には市販パーツでダクト追加。
甲にあたる部分を削り込みやや膨らんだラインを直線的なラインに修正。
ツメ先はプラ板を貼り付けてからシャープに整形してあります。


>>これらの工作はブログ内部フレーム工作
外装パーツ工作
にてご紹介してあります。

■シリンダー

各部アクチュエーター、シリンダーは金属パイプに換装。
本物の金属なので関節を動かしたとき、装甲の隙間からキラっと光って良い質感を得られます。
もちろんシリンダー・ダンパー連動アクションも活かすためシリンダー内部のストッパーも追加工作してあります。

■ランドセル

>>バー二ア
劇中でお馴染みの2基装備タイプを再現。
金属パイプ、真ちゅう線・パイプ、バー二アリング、バー二ア×3の7パーツ構造になっております。
中身を無駄に詰め込むのではなく、それぞれの機能性を意識した構成で組み上げました。
またそのままの金属色では浮いた感じがしたので、スモークブラック・クリヤーカラーを吹き重ねて「焼け」を表現。
材質が金属なのでより リアルな質感を持つ仕上がりになったと思います。

偏向板は切り離してランドセル基部に直接取り付ける方式に変更。
背部シールド取り付け穴はそのままだと外見を損ねるので適度にディテールの入った市販パーツで塞いであります。

■胴体

首関節基部を延長、取り付け位置を後部にさげて、より人間っぽくバランス調整。
黄色の襟足、排気ダクトフィンをエッジをシャープに立てました。
新規パネルラインスジ彫り、センサーなど新規ディテール追加工作。

排気ダクト内部をハセガワ「モデリングメッシュ」にてディテールUP。
(覗き込むとチラリ、と見える内部構造です)

RX系特有の腹部赤い三角形モールドは模型用ノミで彫り込んで再現、さらに丸リベットを打ち込みました。

腹部の出っ張りは前後共、裏打ち後削り込みフラットな面構成に。
脇腹の凹モールドはエッチングノコで切断し、適度な距離感で隙間を構成しました。

背面にはコアブロック尾翼の隙間も再現してあります。

■ヘッドユニット

接着面で1_幅増し、エポキシパテ裏打ち後 削り込みにてなだらかなライン調整。
フェイス、アゴを削り込み小顔化。
サイドインテークを開口しプラ板でフィンを新造。
ブレードアンテナをシャープに整形、根元には一段おとしたラインを再現。
全体の表面ディテールを整理、スッキリしたモールドを精密模型用けがき針で新規彫り直し。

RX-78特有の精悍かつ、優しい頭部をイメージし製作しました。

■改修箇所ピックアップ

ここからは全身の各部改修箇所をご紹介していきます。

■マスターグレードの真価、そして

「究極のガンプラ」と謳われているマスターグレードシリーズ。
その名に恥じない傑作キットのラインナップの中心に、やはり揃えておきたいRX-78-2ガンダム。

ガンプラHP「ewac zone」を運営して5年、試行錯誤を繰り返した「経験、スキル、情熱」すべてを叩き込み仕上げました。

ひとそれぞれのガンダムのイメージがあると思いますが、みなさんの目にはどのような「ガンダム」に映っているでしょうか。


それでは続きまして各種武装のご紹介です。

■リア・ビュー

四肢をフレームごとプラ板・ABS積層にて延長、首・股関節基部のバランス調整と相まってスラっとしたラインに。
股間ユニット後方はVer.Kaの2連バー二アタイプに換装、旧HGキットのインストにあった「MAN-08 エルメス戦」のイメージで。
(全身のディテール、パネルラインもこれにならってます)

各部バー二ア・シリンダーに金属パーツを使用、全身のバランス・質感にあわせて配置しています。

■RX-78-2 ガンダム

MG Ver.O.Y.Wをベースに劇中のスマートなガンダムを目指しつつ、3D表現における説得力のある情報量・質感の充実を図り徹底改修。
全身にわたって「ライン・エッジ調整、新規ディテール・パネルライン追加、バー二ア・駆動シリンダー・銃口・排気ダクト」に金属パーツを
使用してあります。

またマーキング、塗装にも配色バランスにもこだわって仕上げてみました。

■すべてのガンダムの原点、「機動戦士ガンダム」

世代を越えて、いまなお支持される「ファーストガンダム」

その主役機である”白いMS”ことRX-78-2ガンダムは人気もさることながら、シンプルであるがゆえに時代ごとにアレンジされてきました。
そこで作品感を含めて、原点(オリジン)への思い入れを再現すべく”Ver.
α”として白いMS 「ガンダム」を製作しました。

U.C.0079
RX-78-2 GUNDAM
TV:MOBILE SUIT GUNDAM
On Air:1979.4.9〜1980.1.26・NAGOYA TV
Height:18m
Weight:43.4t
Power:5000hp
Pilot:AMURO RAY
Assigment:EARTH FEDERATION FORCE
Design:KUNIO OKAWARA


E..F.S.F.
PROTOTYPE CLOSE-COMBAT
MOBILE SUIT
RX-78-2 GUNDAM Ver.α
from a BANDAI
1/100 scale MASTER GRADE kit
GUNDAM Ver.ONE YEAR WAR 0079+ α

Modeling by ewac

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